手前味噌ではありますが、当社の枚方パークの事例を少しご紹介させて頂きます。この春から、“兄さんアイマスクで恐怖倍増、日本発の新アトラクション目隠しライド”と題した新たな取り組みを行っています。種を明かすと、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役、岡田准一さんの目元を印刷した700円のアイマスクを付けて、ジェットコースターに乗る、それだけであります。しかし、乗りなれた絶叫マシンも、アイマスクをつけることにより新たな恐怖が味わえます。102年目を迎える遊園地の悩みは遊具のマンネリ化であります。遊具投入当初は、目新しさが最大の武器になりますが、年々集客効果が薄れていくのが相場であります。当社のように小さな規模の会社では、そう簡単に新しいアトラクションを投入することはできませんので、ない知恵を振り絞って集客につなげていく、とりわけそんな姿勢が必要となるのであります。

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