国土交通省幹部との懇談(訪日外国人旅行者促進に向けた取り組み)(平成25年11月11日)

 佐藤会頭、福島新関空会社会長(大商議員、大阪観光コンベンション協会会長)らは、11月11日に国土交通省の幹部を相次いで訪問し、訪日外国人旅行者促進に向けた取り組みについて意見交換を行った。懇談を終えた佐藤会頭は、「今回の訪問は大変成果があった。観光庁より10~12月の訪日外客数の目標参考値(161万人)が示されたが、観光立国を実現しようとする国の本気度がようやく感じられるようになった。来年も地元と協議して目標数値を作りたいということだった。これをきっかけにインバウンド推進に向け、西日本一帯となって実行力を高めていきたい。」と述べた。

国土交通省幹部との懇談(訪日外国人旅行者促進に向けた取り組み)

懇談概要

□日 時:平成25年11月11日(月) 13時~14時
□場 所:国土交通省
□訪問先:観光庁 佐藤次長、篠原審議官、航空局 田村局長、城福大臣官房参事官(近畿圏・中部圏空港担当)
□訪問メンバー:大阪商工会議所 佐藤会頭(京阪電気鉄道㈱最高j顧問)、
        関西経済連合会 亘関空担当委員長(南海電気鉄道㈱社長)、
        新関西国際空港㈱ 福島会長

訪問メンバーによる主な発言内容:以下の通り

○近畿運輸局の大久保局長より訪日外国人1,000万人達成に向けた取り組み強化のお願い状を頂戴しており、我々も出来うる限りのご協力をしていきたいと考えている。
○長期的には、インバウンド誘致のためにも航空路線を関西国際空港に誘致することが必要。これまでは海外の航空会社の路線誘致に力を入れていたが、本来は本邦の航空会社に路線を引いて頂くことが重要。
○とりわけ路線の誘致に努めているロンドン・ロス線については関西の経済界からも要望が高く、日本航空の早期復便を願う声は、非常に大きい。現在、2014年度から運航してもえるようオール関西として日本航空に要望を行っているところ。JATAの関西支部長もエージェントも運命共同体であり、需要の創出に取り組むという話をしている。ビジネス・観光だけでなく貨物についてもニーズが見込める。
○ロンドン・ロス線が就航されれば、航空ネットワークの強化、貨物も含め利用性が向上される。我が国の国際競争力の向上にもつながるもの。関西の活性化に影響が大きく、航空局からも復便への支援と後押しをいただきたい。

CIMG5734.JPG「観光庁、近畿運輸局からの訪日外国人旅行者促進に向けた取り組みについてのお願い 」