2011年8月25日 株式会社E・C・R(中央区)

 佐藤会頭は、同25日にE・C・R(中央区)を訪問し小笠原通晴社長(大商議員)と懇談を行った。同社は小笠原社長が1986年7月1日に創業。携帯電話 やスマートフォンの基地局建設・改修などを中心に業容を拡大している。小笠原社長は、「起業に失敗した方が、再挑戦する際に支援きる体制を充実させていく べきだ。当社では大阪泉南で貸農園プロジェクトを立ち上げ、IT技術と農業の融合化への取り組みを開始した」と述べた。
20110910◎会頭訪問⑤ECRCIMG0497.JPG「小笠原通晴社長(右)は、起業失敗者が再チャレンジできる仕組みの充実をと訴えた。」

2011年8月11~12日 東北地方(仙台空港、石巻市周辺部、仙台商工会議所)

  8月11~12日、佐藤会頭、西田賢治常務理事・事務局長らが、東日本大震災からの復旧・復興に取り組む宮城県内の被災地を視察。初日に仙台空港周辺や塩竃・ 石巻沿岸部などの被災状況を視察、2日目には仙台商工会議所を訪問し渡辺静吉副会頭、間庭洋専務理事から被災地域の現状や課題をヒアリングするとともに、 今後の支援策について意見交換を行った。
  先の日商夏季政策懇談会で岩手県宮古商工会議所などから「瓦礫」処理の遅れなどが指摘されていたが、震災後5カ月が経過したにもかかわらず、復旧・復興支援は遅々として進んでいないとの印象を強く受けた。
  国難ともいうべき今回の震災は、国を挙げてスピード感を持って具体的な支援策を講じていくべきであり、今後とも政府に強く働きかけるとともに、遊休工作機械のマッチングや被災地の物産展開催などで支援協力していくことになった。
20110910◎会頭訪問⑥宮城県b.jpg「東日本大震災の凄まじい爪痕。各地で瓦礫処理の遅れが目についた。」

2011年8月4日 株式会社ミラテック(都島区)、フジワラ産業株式会社(西区)、三和実業株式会社(中央区)、道頓堀商店会(中央区)

20110910◎会頭訪問①ミラテックCIMG0258.JPG「ミラテックの滝野賢治社長(右)の案内で、販促物製作過程を視察する佐藤会頭」■ミラテック
  8月4日、ミラテック(都島区、販促用の印刷物制作)を訪問した。滝野賢治社長は、「大阪勧業展」を活用して顧客開拓に成果を上げていると語り、震災で素材が品薄のため、厚紙で作った団扇のPRグッズなどを紹介。今後も社員が知恵を出し合い「Dear Color」ブランドで文具やノベルティー分野の市場 を開拓していきたいと抱負を語った。








20110910◎会頭訪問②フジワラ産業0268.JPG「藤原充弘社長(右から2人目)が各種防災関連製品を紹介」■フジワラ産業
  その後、フジワラ産業(西区、上下水設備機器や防災・災害回避装置製造)の藤原充弘社長を訪問した。今回の震災で主力の汚泥かき寄せ機の耐震性が証明さ れ、高く評価された。また、津波回避用の「タスカルタワー」が注目され、引き合いも増えている。阪神大震災を契機に「災害から命を守る」を会社のテーマと し各種防災を開発。これからも、様々な事業に取り組んでいきたいと藤原社長は熱く語った。







20110910◎会頭訪問③英國屋CIMG0282.JPG「大商常議員で中央支部長も兼務する松本孝社長(右)と懇談を行った。」■三和実業
  続いて、中央支部の松本孝支部長(大商常議員)の三和実業(中央区)の本社を訪ね、松本支部長と懇談した後、松本支部長とともに、道頓堀商店会(中央区) の今井徹会長の案内で心斎橋筋から道頓堀界隈を視察。佐藤会頭は、従来、中国人観光客で賑わっていた薬局やたこ焼き屋などで現状を聞いた。









20110910◎会頭訪問④道頓堀CIMG0290.JPG「今井徹会長(左)の案内で心斎橋筋から道頓堀界隈を視察」■道頓堀商店会
その後、道頓堀商店会 幹部と懇談。今井会長から未利用地や廃校施設などの有効活用策、2015年の道頓堀開削400周年に向けた取り組みなどについて説明を受け、意見交換した。

2011年7月23日 おおいた竹ものがたりinせんちゅうパル(吹田市)

20110810せんちゅう大分物産展.JPG「大分県イベントの開会式終了後に記念撮影」 7月23日(土)、佐藤会頭は大分県の観光をPRする催し「おおいた竹ものがたり」に出席し、広瀬勝貞大分県知事らと共に挨拶を行った。このイベントは九州新幹線の開業を機に、関西からもっと多くの観光客に足を運んでもらおうということで企画されたもの。当日は大分商工会議所の姫野会頭ら地元関係者も多数来阪し、とり天やカボスなどが紹介された。佐藤会頭は、「大阪と大分は陸、海、空の3つのルートで結ばれている。これを機に大分の名産品をもっと大阪・関西圏の市場に売り込んでいって欲しい。」と呼びかけた。

2011年7月20日 大阪百貨店(東京・有楽町)

IMG_3116.JPG「東京の有楽町にグランドオープン。店内ではタコ焼き販売も」  佐藤会頭は、7月20日(水)に東京・有楽町の東京交通会館1階に仮オープン(正式オープンは同7月28日)した大阪のアンテナショップ「浪花のええもんうまいもん 大阪百貨店」を訪問した。東京に大阪のアンテナショップがオープンするのは初めてとのことで、 「知る、味わう、愉しむ大阪」がコンセプトの店内には、たこ焼きやいか焼きなど大阪の食品をメインに、実演販売コーナーやイートインも設置。同店舗を視察した佐藤会頭は、大阪に来たらこれを買ってかえりたいという手土産がまだまだ不足している。その意味で、今後もっといろんな種類の手土産を並べられるよう大阪土産の開発を支援していきたい。」と述べた。このショップは天王寺区に本社のある会員企業・株式会社カトープレジャーグループ(代表取締役 加藤友康氏)が運営している。IMG_3120.JPG「知る、味わう、愉しむ大阪 がコンセプトの店内」

2011年6月30日 株式会社マンダム(中央区)

20110725◎マンダム.JPG「西村元延マンダム・社長(右)の案内で同社ミュージアムを視察」 佐藤会頭、灘本専務理事は、発祥の地である中央区十二軒町で80年以上にわたりビジネスを展開している㈱マンダムを訪問。西村元延・代表取締役社長執行役員、桃田雅好・専務執行役員らと懇談を行った。
 西村社長は「香港出身の華僑ビジネスマンとの交流が縁となり、マンダムでは約50年前に初めてフィリピンに進出した。インドネシア市場には1969年に進出し、40年以上男性用化粧品を中心に拡販。インドネシアの生産拠点では、製品パッケージ製造から化粧品の充填まで独力で行うことにより価格競争力を維持している。新興国発グローバル企業の急成長により競争が厳しくなるなか、アジア各国では都心部と地方レベルで製品仕様を変えるなどきめ細かなマーケティング戦略が必要。」と語った。
 また桃田氏は、2015年には売上比率で海外が国内を上回る見込み(現在は国内68.3%:海外31.7%)だと語り、現地生活者のウォンツにあった商品提供によりアジア市場の更なる開拓に取り組みたいと述べた。

2011年6月19日 かごしまファンデー(大阪ドーム・西区)

2011年6月30日  かごしまファンデー 会場内賑わい写真.JPG「鹿児島県人の熱気で賑わいをみせるイベントを視察する佐藤会頭」  関西鹿児島県人会総連合会主催の関西かごしまファンデーが6月19日(日)に京セラドーム大阪で開催され、佐藤会頭がイベント視察を行った。
 本イベントの見学は、鹿児島商工会議所の諏訪秀治会頭の呼びかけにより実現したもの。会場には関西在住の鹿児島県出身者らが大勢詰め掛け、当日は3万人を超す入場者でにぎわった。鹿児島商工会議所では、九州新幹線全線開業の経済効果を最大化するため、様々な事業を実施。商工会議所でもイベントにブース出展を行っていたほか、翌20日(月)には大阪市内のホテルで「かごしま交流懇談会in大阪」を主催し、佐藤会頭が来賓を代表して挨拶を行った。

2011年6月14日 大阪城ガイドツアー(中央区)

CIMG1801.JPG「ボランティアガイドの案内で大阪城の石垣などを見学」 6月14日(火)、佐藤会頭は大阪観光ボランティアガイド協会が無料で実施しているボランテイアガイドの案内により大阪城内の見学を行った。現在の大阪城は、徳川幕府が再築したもので、日本一の石垣と堀が特徴。桜門を入った桜門桝形には、大阪城第一位の巨石「蛸石」が据え付けられているほか、本丸には日本で唯一現存する江戸時代の大金庫、金蔵も佇んでいる。視察後、佐藤会頭は、大阪城とその周辺の観光拠点化を目指すためにどのような取り組みが必要とされるのかをよく考えていきたいと語った。大阪観光ボランティアガイド協会は、大阪市と(公財)大阪観光コンベンション協会の支援を受け、無料でガイドを実施している。

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2011年6月4~5日 九州地方(鹿児島県=鹿児島商工会議所、五代友厚誕生地、熊本県=熊本城・城彩苑、大分県=竹瓦、鉄輪湯煙地区、立命館アジア太平洋大学)

佐藤会頭、灘本専務理事は、6月4日~5日に鹿児島、熊本、大分の各地会議所幹部と懇談、旅游都市化推進プロジェクトなどに関し、精力的に意見交換を行った。
20110625◎鹿児島商工会議所.JPG「諏訪秀治(左)会頭に千客万来提灯を贈呈する佐藤会頭(右)」
 鹿児島商工会議所の諏訪会頭は、九州新幹線開業効果を最大限活かすべく観光PR活動などの地元の取り組みを進めてきたと紹介。6月20日には大商を表敬訪問し今後の交流を推進したいと表明。
 また岩崎副会頭は海外観光客の誘致には入国ビザの規制緩和が必要と強調した。熊本では、新幹線開業に併せて開設された 熊本城の体験型PR施設「城彩苑」を視察。大阪城の観光促進に役立てようと古荘熊本商工会議所副会頭ら幹部と意見交換を行った。
 また大分商工会議所の姫野会頭は、別府-南港間で運行されているフェリー便により関西から観光客を誘致していきたいと語り、別府の竹瓦温泉や鉄輪湯煙地域を案内。温水活用による観光資源化事例を紹介した。

2011年6月4~5日鹿児島 五代友厚生誕地視察の写.JPG「五代友厚侯の生誕地を訪問」 生家跡

 一行は最後に立命館アジア太平洋大学(APU)を訪問。
佐藤会頭は、「今回は東日本大震災、九州新幹線開業後約3カ月を経過した九州各地の現状を把握することが第1の目的。
 現状では、5月以降九州新幹線の開業効果によって漸く国内観光客が上向き加減となり、観光ビジネスがやっと一息ついたところではないか。とりわけアジア地域との結びつきが深い九州各都市では海外からの観光客の大幅減少が指摘されて大変憂慮したが、多くのアジア地域からの海外留学生が元気に勉学に励んでいる姿を見て、海外観光客が元通りの姿になるのもそう遠くない時期になると肌で感じることができた。九州では原子力依存度が4割を超え、今後、玄海発電所3号機が再稼働できなければ電力需給がひっ迫する懸念が高まってきている。電力供給問題は全国に影響を及ぼしており、民間レベルで連携し、国に声を届けていくことが重要だ。」と感想を述べた。
IMG_2955.JPG「APU学生より施設案内を受ける佐藤会頭」20110625◎熊本城.JPG熊本城城彩苑「九州新幹線開業に併せて開設された熊本城体験型施設を視察」20110625◎大分商工会議所.JPG「鉄輪湯煙地域を姫野大分商工会議所会頭(左)らの案内で視察する佐藤会頭(右)」

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