21世紀の世界市場でビジネスを展開する上で無形の知的財産(Intellectual Property)の重要性が益々高まる中、明確な知財戦略を持ちそれを着実に実行できるか否かが、個別企業の国際競争力を大きく左右する時代に既に突入しています。
ところが、日本は「知財立国」の掛け声が先行したものの、知財の保護・活用によりキャッシュフローを生み出すための具体的なスキルや方策は未だ十分とは言いがたいのが現状ではないでしょうか?日本の国際競争力の源泉である「モノ造り」の力を維持しつつ、さらに知財戦略にも一層磨きをかけることでグローバル競争を勝ち抜く覚悟が、多くの日系企業にとって今正に求められているのではないでしょうか?
本セミナーでは、主に米国において日系企業が直面する知財・ビジネス戦略上の課題に対し、日頃から種々アドバイスと指導を行っておられる立場から、特許訴訟等の分野で世界的に著名なKirkland & Ellis法律事務所のパートナー弁護士・中町昭人氏に、日系企業にありがちな知財戦略に関する問題点とその改善策、グローバルな視点の下での日系企業の知財戦略のあり方について、実例を交えてご講演いただきます。
つきましては、会員企業の皆様にとりまして、海外の視点から自社の国際戦略・知財戦略について改めて検証するための絶好の機会と存じますので、奮ってご参加頂きますようご案内申上げます。
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