人材の確保・流動化支援

・大商人材情報プラザの運営
　「大商人材情報プラザ」は失業なき労働移動と適材適所の人材移動の推進のため、情報の提供を通じて、専門職や即戦力となる有用人材の活用を希望する中小企業と、中高年層を中心とする人材を保有する大企業との橋渡しの場として常設している。本年度は78社から（前年度比40.6％減) から134人（同38.8　％減）の求人情報が寄せられるとともに、人材保有企業54　社（同10.2％増）及び71人（同53.3％減）の求職者の登録があった。求人・求職双方の直接協議の結果、15　人（同48.3％減）の就職が決まった。職種別内訳は事務系10人、技術系5人となっている。

・人材情報交流会の開催
　求人企業が専門職や即戦力となる有用人材を出向・転籍によって活用することにより、企業間の人材の流動化促進と労働力需給バランスの是正をはかることを目的とした「人材情報交流会」の本年度第１回を７月27日に開催した。本交流会には求人企業18社、人材保有企業32社が参加し、総面談数は延べ130件あった。
　また、第２回は?産業雇用安定センターとの共催で11月13日「人材情報交流プラザ2001」を開催した。求人企業47社と人材保有企業34社が参加し、総面談数は延べ298件あった。
　いずれの開催も熱心に面談を行い、会場は大いに盛り上がった。

・大商就職フェア2002の開催
　中小企業の新規学卒人材の確保を支援する合同会社説明会「大商就職フェア2002」を５月23日、24日の２日間にわたり開催した。今回の出展企業数は２日間で延べ84社、来場した学生数は約1,200人に上った。