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U.都市力の創造・強化

まちづくり・商業活性化

・商店街と近隣高校との交流による地域活性化事業の実施
 商店街を取り巻く環境が厳しさを増す中、住民とのまちづくり活動や、ITを活用した情報発信を通じて、まちに賑わいを取り戻そうとする試みが模索されている。そこで、本会議所では、商店街と高校生の交流を支援し、高校生が授業の一環として商店街や商店のホームページを制作する事業を実施した。
 市立扇町総合高等学校(栗山善男校長)の「課題研究(ソフトウエア演習)」の受講生(3年生38名)が、北区・天神橋筋商店街連合会(田中俊彦会長)と5つの商店のホームページを制作。また、高校生が講師となってインターネット講習会も開催した。制作過程で、高校生は商店街役員から商店街の歴史や現状について講義を受けたり、ホームページ掲載内容のヒアリングのため商店街を何度も訪れるなど、本事業を通じて、商店街と高校生の交流が深まった。

・「商店街・小売市場おたすけネット」の開設
 本会議所のホームページ内に、商店街・小売市場が企画・取組み、活性化事業等をすすめていくうえで外部に対して支援を希望する事項(助力、技術提供等および問題解決方策の考案等)をその企画・取組み等とともに告知する機能と、過去の活性化事例や各種ビジネス支援情報を効率的に提供する機能を併せもつ特設サイト「商店街・小売市場おたすけネット」を3月に開設した。同ネットの企画、構築は、8月に経営指導員、特別経営指導員で組織、発足した「商店街・小売市場活性化支援ネットワーク研究会」があたった。

2003.4.1更新
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