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ニューズレター(支部概況報告)No.174 2005.6.17

テーマ
1.工夫ある経営で頑張っている中小企業                     

○プライベート・ブランド商品で、事業拡大を図る食品卸売会社
 (有)カワチヤ食品(西淀川区姫島2-19-13 TEL.6471-4511)は、調味料や乾物商品を扱う食品卸売業である。代表取締役は、長年のサラリーマン時代に培った人脈やノウハウを生かして5年前に独立開業し、順調に事業を拡大してきた。
弁当会社や、業務用の給食会社を得意先として、「みりん」、「料理酒」、「乾物シイタケ」、「水煮たけのこ」等を販売している。
 事業拡大してきた要因の1つは、商品開発力が優れていることである。代表取締役の味覚は鋭く、少しの味覚の違いでも感じ取る能力がある。この能力を生かして、高品質な「みりん」と「料理酒」について、自社の独自開発商品、つまりプライベート・ブランド商品(=PB商品)を開発した。
 PB商品は、NB商品(=ナショナル・ブランド商品)と違って、卸売業者は、仕入メーカーからの仕入価格を低くでき、利益幅をとり易い特徴がある。その分在庫負担のリスクが生じるが、同社の場合、業務用のため販売量が安定していて、そのリスクも少ない。
 同社は、品質が良く、仕入れコストを抑えられることで価格競争力のある、このPB商品を武器にして得意先数を着実に増やしている。品質が良く、料理の味が良くなると、得意先の現場の調理責任者にも好評である。数年前より「料理酒」のみを購入してきた某得意先は、現場の調理責任者からの声も参考にして「料理酒」だけでなく「みりん」も同社のPB商品を使用することになったほど。
 代表取締役は事業意欲に燃えており、PB商品や取扱商品を徐々に増やしながら、食品卸売会社としてさらなる発展を目指している。当支部においては、資金調達のアドバイス等をおこない、事業拡大を支援している。
(新淀川支部)

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