大阪商工会議所 HOME

ニューズレター(支部概況報告)No.173 2005.5.20

テーマ
1.工夫ある経営で頑張っている中小企業                     

○広告と新商品開発を武器に多店舗展開する寿司店
 阿倍野区に本店を持つ豊味すし(代表者 江藤豊美 阿倍野区昭和町2-7-12スーパーBis昭南内、従業員4名 パート8名)は、平成15年5月に開店したばかり。かつて代表者が雇用されていた事業所の3店舗を譲り受けたこともあるが、急激に業務拡大し現在4店舗のオーナーとして、売上を着実に伸ばしている。
 代表者の年齢は43歳であり、経営者としては伸び盛りの年代である。創業のキッカケは前経営者に腕を見込まれて、スーパー内の持ち帰りすし店を譲り受けたことに始まる。
 資金については、最初から多額の蓄えがあったわけではなく、自己資金と親からの援助に加え、国民生活金融公庫の創業貸付、マル経融資資金等を有効に活用。
 自力で設立したのは、天王寺支店であるが、この店舗を開店したのは競合店が出店したことによる。商圏確保のために、天王寺区の北部に出店して地区全体がデルタの形でカバーされるようにした。そして効果的なチラシ広告を打つことにより、認知度は相乗的に拡大、売上を前にも増して上げている。
 戦略的な発想は、商品の開発にも及んでいる。寿司としてはめずらしいフグを素材とした。これからも、顧客の嗜好が絶えず変化するので新商品の開発は欠かせないと考えている。
 業容の拡大については、持ち帰りすしに加え宅配部門に力を注いでいる。
 これからは、事業の充実に力を注ぐ予定であるらしいが、腕と気力とキッチリした計数管理があり、更なる発展が期待される。
 同事業所は前経営者のいろいろな支援を今も受けているが、前向きな姿勢によりこれだけの期間に大きく事業展開できることに驚異を感じさせられる。
(天王寺・阿倍野支部)

「ニューズレター(支部概況報告)No.173」トップへもどる