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ニューズレター(支部概況報告)No.171 2005.3.22

テーマ
2.地域の動き 

○大阪府の金融機関提携ポートフォリオ型融資で攻勢をかける大手メガバンク
 大阪府では、中小企業向けの資金供給の円滑化をめざす「金融新戦略」を展開しているが、その一環として昨年11月から大手メガバンクと提携して無担保・第三者保証人不要の「金融機関提携ポートフォリオ型融資」をスタートさせた。この制度は、大阪府が金融機関の貸付債権の一部を保証することにより赤字企業であっても担保や第三者の保証人なしで融資を受けられるものである。
 この制度の募集期間は昨年11月から本年の3月中旬までとなっているが、この間にこの融資制度を取り扱える大手メガバンクが、今まで取引のなかった中小企業に対してこの制度を利用した新規取引開始の攻勢をかけているとの声をよく聞いた。日頃から資金繰りに窮している中小企業にとっては担保や第三者の保証人なしで融資を受けられ、かつ、数千万円近くの限度までの借入が可能となり、「大変いい制度だ」「大いに助かった」というのが正直な感想であると思う。
 しかし一方では、この制度は大手メガバンクしか取り扱えないため、今まで地域の中小企業の資金繰りを支えてきた地元の信用金庫・信用組合等からの客離れにならないかとの懸念の声も聞かれる。
(新淀川支部)

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