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ニューズレター(支部概況報告)No.171 2005.3.22

テーマ
1.工夫ある経営で頑張っている中小企業 

○全社一丸となり陽転志向で取り組む流体制御機器販売会社
 (株)IBS(代表者 F氏 中央区糸屋町2-1-8 TEL: 06-6942-3271 資本金1,000万円)は、一般産業用制御機器、計測機器の製造・販売を目的に平成15年2月に設立された。翌年、メーカーである取引先の昭和システム(株)をグループ化し、同社が開発したノウハウを採り入れ、オゾン発生装置やバルブ類製造の技術力・開発力を高めた。
 同社は営業部門に特化して、顧客のニーズに合わせた商品販売・最新情報の提供等のきめ細かいサービスを行い、ユーザーへの設計アドバイスから機器選定、製造、特殊調整、検査、納品までをトータルで対応することで、90%近くをOEM(相手先ブランド)で製造、組立して大手メーカーへ供給できるまでになり、業績を伸ばしている。
 社内的にも、社員のアイデアに基づいた設備や検査方法を採用し、ホームページも業界的なページ作りの固定観念を捨て、アイデアから作成まで全て社員の手作りでお客様優先のページ作りを行う。また国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、近年ではアジアへの拡販策として、韓国、中国(上海、福建省)の企業と業務提携し積極的な取引を展開している。特に福建省のインフラ整備計画は中国政府主導の重点政策で、下水・汚水処理場の中央監視装置、バルブ類の大量受注が見込まれることから、日本2社、中国1社で合弁会社を設立した。
 こうした改善・努力によって、設立2年目で対前年比1.5倍の売上を実現し、3年目の今年は、基礎固めの年と位置付けて多くのプロジェクトをスタートさせている。「良いも悪いも所詮、小さな会社なんやから、笑い声の絶えない楽しい会社やないと意味がない。」と笑う社長の言葉どおり、自由で闊達な社風は、社長の意思が全社員に浸透していることが感じ取れるほか、小回りと即実行の行動力、活気溢れる経営は、更なる躍進・発展を期待させる。
(中央支部)

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