大阪商工会議所 HOME

大商ニュース   2014/11/10号



大阪から最新ファッション 19日にトレンドセミナー

 大阪スタイリングエキスポ実行委員会(会長=外海達・大阪商工会議所繊維部会長)は、「OSAKA STYLING EXPO 2014」のFASHION部門のメーンイベントを10月24〜25日の2日間、グランフロント大阪北館ナレッジプラザ(大阪市北区)で開いた。今年で5回目となる同イベントでは、大阪のアパレルメーカーや新進・独立系ブランドの2015年春夏の新作商品、学生ファッションデザインコンテストの応募作品がファッションショーで披露され、2日間で約4758人の来場者に「大阪発」をアピールした。

 新進・独立系ブランドの代表スタイリングの人気投票をウェブ上とイベント会場で行ったところ、「Vero Grazia」がグランプリを獲得。学生ファッションデザインコンテストでは、ファッションデザイナーの雲雪氏や小篠ゆま氏ら業界のプロフェッショナル5人が厳正に審査し、マロニエファッションデザイン専門学校の金山恒樹さんが最優秀賞を受賞した。
 11月19日には「2015年ファッショントレンドセミナー」を開く。第1部では、小篠ゆま氏が「大阪に求められる世界に通用するブランディングとは」をテーマに講演。今秋の各種コレクションなどを踏まえて最新のファッショントレンドを語るとともに、大阪の繊維・ファッション業界の活性化に向けたヒントを紹介する。第2部では、「人気スタイリングから読み解く! 大阪のファッショントレンド」をテーマに小篠氏と同エキスポのスタイリストの岩切美佐紀氏が対談。同エキスポの人気投票の結果を踏まえ、大阪の繊維・ファッション業界向けのマーケティング情報を提供する。午前10時30分〜正午、大織健保会館(同中央区)で。無料。事前申込制。申込締切日は11月12日。

【問合せ】経営支援担当TEL6944・6493


財務省幹部と懇談会 倉持副会頭、北常議員が要望

 大阪商工会議所など在阪経済3団体は、10月27日、大阪市内で、宮下一郎財務副大臣、御法川信英財務副大臣、竹谷とし子大臣政務官をはじめ財務省幹部を招いて意見交換会を開いた。
 冒頭、主催者を代表し、大商の倉持治夫副会頭があいさつ。相次ぐコストアップを十分転嫁できない中小企業の厳しい現状を説明したうえで、円安に伴う輸入物価高によるデメリットの緩和や、「新ものづくり補助金」の継続など、「地方」と「中小企業」を重視した補正予算を早期に編成するよう求めた。また、リニア中央新幹線の東京―大阪間同時開業を訴えた。
 他方、大商の北修爾常議員・税制委員長は、企業の活力増進に照準を合わせた法人税のネット減税の実現が必要と強調。具体的には、法人実効税率と中小法人の軽減税率の引き下げ実現を求める一方、政府が検討中の外形標準課税の強化など中小企業への課税強化の回避を訴えた。また、消費税の軽減税率の回避や、研究開発や設備投資減税など、地域や企業の活力増進を促す税制措置の拡充が不可欠と強調した。
 これに対して、宮下副大臣は、公的融資制度の拡充や価格転嫁対策の強化など、輸入物価高への対応策を講じるとともに、法人税改革にあたっては中小企業に対して配慮したいと応じた。

【問合せ】経済担当TEL6944・6304


中東3カ国からバイヤー 「日本製」売り込む商談会

 大阪商工会議所は、中小企業の海外取引先開拓を支援するため、11月19日、第7回「メイド・イン・ジャパン海外販路開拓市」を開く。
 イスラム経済圏の中でも富裕層が集中する中東湾岸諸国のアブダビ、クウェート、サウジアラビアの3カ国から、日本製品購入に意欲のあるバイヤーを招いて個別商談会を行う。
 招聘するバイヤーは、食品や健康美容関連商品、日用品などを扱う大型ショッピングモールを展開する企業から、繊維製品、自動車部品、メガネ・サングラスなどのファッションアイウェア、小型医療機器やベビーケア商品などをそれぞれ扱う企業など。中東諸国やイスラム経済圏に日本製品を売り込む好機となる。
 午前(午前10時〜正午)と午後(午後1〜5時)の2部制。大商で。無料。事前予約による個別商談形式。商談は1社30分まで。各商談ブースに日英の逐次通訳あり。
 詳細はホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201410/D11141119018.html)に掲載。

【問合せ】国際部TEL6944・6400


大阪府・市の成長戦略に意見

 大阪商工会議所は、大阪府・大阪市が策定した「大阪の成長戦略(案)[2014年9月版]」に対するパブリックコメントを10月22日に提出した。
 同戦略は、2020年までに達成すべき成長目標と具体的な取り組み方向をまとめたもの。目指す方向性は、大商の成長戦略「千客万来都市OSAKAプラン」と概ね同じであることから、連携・協働を強化するよう求めた。具体的には、内外の集客力強化に向けた関西ワールドマスターズゲームズへの参画や対内投資促進に向けた法人税の超過課税の撤廃など、計15項目の意見を提出。詳細はホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/Iken_Youbou/i141022oss.pdf)に掲載。

【問合せ】広報企画担当TEL6944・6324


25日、改正薬事法施行 医療機器分野対策セミナー

 大阪商工会議所は、12月12日、「医薬品医療機器等法対策セミナー(医療機器)」を開く。
 これは、今年11月25日に施行される「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、いわゆる改正薬事法について、医療機器分野に的を絞って開くセミナー。
 認証制度の拡充や製造業の登録制への変更、QMS調査の合理化など主要な改正点に加え、今後、規制の対象となる医療用ソフトウェアの取り扱いと認証方法などについても解説する。講師は大商の医療機器コーディネーターも務める合同会社コンピエーレの麻坂美智子代表、第三者認証機関であるBSIグループジャパンの大山聖子主任審査員。午後1時30分〜5時、大商で。無料。定員200人(事前申し込み先着順)。

【問合せ】ライフサイエンス振興担当TEL6944・6484


中小企業向けのM&Aセミナー 個別相談会も

 大阪商工会議所は、12月5日、「中小企業のためのM&Aセミナー」を開く。
 「M&A(会社や事業の譲受・譲渡)はどの程度の規模がないと難しい?」「会社の評価(株価評価)はどうやって行う?」「M&Aをするには一体どれくらいの費用がかかる?」「個人事業でもM&A(譲渡)は可能?」――。このようなM&Aに関する様々な疑問をQ&A形式で分かりやすく解説する。講師は、中小・小規模企業のM&Aで豊富な実績を有するオンデックの久保良介氏。
 セミナー後にはM&A実務家による個別相談会も開催。午後2〜4時、大商で。無料。定員はセミナー80人、個別相談会6社。いずれも事前申し込み先着順。

【問合せ】事業承継・再生支援担当TEL6944・6474


マクロミクロ−−目標は月6冊

 「どんな本でもよいから、1カ月に6冊は読むようにしなさい」。20年前、ある企業の方が、社会人になったばかりの私にこんなアドバイスをくれた◆遅読の私にとって6冊はなかなか高いハードルで、そのうち本屋で薄くて大きな字の本を選ぶ始末。我ながら本末転倒だと思い、早々に6冊は諦めたが、それでもできる限り本を読むように心がけてきた◆それが近年、さらに読書のペースが落ちてきた。原因は言うまでもなくパソコンやスマートフォン。自分の知りたい情報に次々にアクセスできるインターネットは興味が尽きず、ついつい長時間画面に向き合っていることがある。だが、情報の波に呑まれ、少ししんどく感じることもある◆一方、本は個人と話をしているような感覚がある。最初は少しぎこちなくても、しばらくすれば落ち着いた対話ができる。相手が一人なら自分自身を見失うこともない◆寝る前の読書は睡眠にもよい影響を与え、「うつ」の防止にも役立つという。秋の夜長、のんびりと読書を楽しみたい。(鉄)


「大阪の至宝2015年カレンダー」 大商地下売店で販売中

 大阪商工会議所は、大阪市立美術館(大阪市天王寺区)の協力を得て制作した「大阪の至宝2015年カレンダー」を12月26日まで販売している。
 今回は、同美術館が所蔵する日本・中国の美術・工芸品の中から、鍋井克之、北野恒富らの秀作12作品を掲載する。吊り下げ型と卓上型の2種類。価格は吊り下げ型1,029円(1部)、卓上型720円(同)。販売場所は大商本部地下1階の売店。時間は平日午前9時〜午後6時。配送希望も受け付けている。ただし、別途配送料が必要。

問合せ 会員組織担当TEL6944・6277


経営幹部・管理職のための会計力強化講座

 大阪商工会議所は、12月9日、経営幹部・管理職を対象に会計力強化講座を開く。
 英語やIT・法律知識とともに企業人必須の知識とされる会計。会社や部署をマネジメントするために、会計の知識を活用する場面は多岐にわたる。しかし、実際には「数字は苦手」「会計は難しい」「できれば避けて通りたい」と思っている経営幹部・管理職の方は意外と多い。
 本紙で「実践! ビジネス会計」を連載する早稲田大学大学院会計研究科の松本敏史教授、中小企業診断士の高見啓一氏が登壇。大商が主催する「ビジネス会計検定試験」の手法をもとに、経営幹部・管理職に求められる会計知識・スキルと部下に習得させたい会計知識・スキルを紹介する。実際に財務諸表の分析を体験しながら、財務諸表の読み方・生かし方について分かりやすく解説。
 午後6時30分〜8時30分、大商で。定員50人(事前申し込み先着順)。詳細は大商ホームページに掲載。

問合せ 検定担当TEL6944・6430


関空から飛び立とう<3> 機内サービスに高い評価
ガルーダ・インドネシア航空

 ガルーダ・インドネシア航空は、1949年に設立されたインドネシアのナショナル・フラッグ・キャリア。関西国際空港には開港時から乗り入れ、現在バリ島・デンパサールへ毎日運航している。昨年11月には、ジャカルタ線が週4便で新規就航した。今回は、就航1周年を迎えたジャカルタ線を中心に紹介する。

 ガルーダ航空はインドネシアの経済成長に比例するように、保有機材は10年前の4倍。輸送旅客数も倍増し、2012年には2千万人以上となるなど急成長を遂げている。
 国際的な評価も高まっており、航空会社のサービス評価を手がける英スカイトラックス社が毎年発表する航空会社のランキングでも、11年19位、12年11位、13年8位、14年7位と年々評価が高まってきている。特に14年は、ベスト・キャビンクルー部門で1位に選ばれるなど、機内サービスの向上に力を入れてきた。また使用機材の平均機齢が06年の11.5年から12年には5.8年と大きく若返っている。
 関空発のジャカルタ線に使われている機材はエアバス社のA330型機。ビジネスクラスには、シェフが機内で料理を盛り付ける「シェフ・オン・ボード」という独自のサービスを取り入れているほか、ジャカルタ空港には専用の豪華ラウンジを用意。エコノミークラスは、10年からシートを改良し、シートピッチは余裕の86センチ。13年にスカイトラックス社からベスト・エコノミークラス1位に選ばれた。もちろん日本人客室乗務員が常に乗務している。
 ジャカルタまでの飛行時間は7時間。これまでの経由便に比べ3時間程度の短縮が実現した。また、ジャカルタ空港からはインドネシア国内線で、79都市へ接続。商都・スラバヤやボロブドールの遺跡がある観光都市・ジョグジャカルタへ行くにも実に便利である。
 14年3月にスカイチームに参加。日本路線は全日空とマイレージ提携しており、日本人旅客にとってますます魅力ある路線となっている。
◆運航案内
運航曜日 始発 到着
月・水・金・日 関空 ジャカルタ
12:00 17:00
火・木・土・日 ジャカルタ 関空
23:20 8:15

大阪勧業展 オール大阪から341社出展
自慢の製品・サービスPR

 大阪商工会議所と堺商工会議所、大阪府商工会連合会は、大阪府内のすべての商工会議所・商工会と連携し、「大阪勧業展2014」を10月22、23日の両日、マイドームおおさか(大阪市中央区)で開いた。
 今年度で9回目となった同展は、幅広い業種の中小企業などが一堂に集まる多業種型総合展示商談会。今回は過去最多となる341企業・団体が出展した。初日に行われた開会式では西村貞一副会頭があいさつし、「今回の出展を契機に、関西全域、日本全国へと市場を拡大して頂きたい」と出展者を激励した。
 2日間で延べ7612人が来場。出展企業は来場者に自慢の製品・商品やサービスをアピールし、新たな取引先を求めて積極的な商談が行われた。
 今回、大阪の企業のデザイン力をアップするため設置された「デザイン特別コーナー」では、セミナーやブース展示、相談会が行われた。
 参加者からは、「新製品に興味を持って頂けた」「新しいユーザーが見つかった」「見積もり依頼があった」などの声が寄せられた。

【問合せ】経営支援担当TEL6944・6493


会員交流大会  12月15日に
川崎重工業の村山社長が講演

 大阪商工会議所は、12月15日、会員の皆様方の交流を促進することを目的に、「会員交流大会」を開く。
 第1部では、川崎重工業の村山滋社長が「わが社の経営戦略と技術開発について」と題して同社の経営戦略などを語る。また、新入会員を紹介頂いた会員の代表に感謝状を贈呈するほか、大阪の産業振興や地域活性化に多大な貢献を果たした方を表彰する「大阪活力グランプリ」の表彰式も行う。
 第2部は、参加企業のビジネス機会拡大や人脈づくりの場として、交流パーティーを開く。会場内では、自社PRができるパンフレットコーナーの設置に加え、人脈拡大を支援する参加者のお呼び出しサービスも実施。
 午後3時20分〜6時30分、大商で。参加費は1人4100円(第1部のみの参加は無料)。定員は第1部500人、第2部300人(ともに事前申し込み先着順)。会員限定。詳細は、「大商会員交流大会」で検索できる。

【問合せ】会員組織担当TEL6944・6277


情報セキュリティー強化へ 認証取得のコンサルティング

 大阪商工会議所は、情報セキュリティーに関する認証(プライバシーマーク、ISO27001)取得のためのコンサルティングサービスを実施している。
 個人情報や企業秘密などの漏えい事故・事件が相次いで発生し、企業の情報管理体制の確立がますます求められるようになっている。
 こうした中、大商は、指導実績が豊富なコンサルティング会社と提携し、主に中小企業の情報セキュリティーに関するマネジメントシステムの構築と公的機関による認証取得に向け、きめ細かなコンサルティングを有料で実施。取得後の運用ノウハウや、定期的に行われる認証更新作業などに備えるためのコンサルティングなども行う。コンサルティング料は企業規模などによって異なる。
 また、同サービス利用を検討している企業をコンサルタントが訪問し、マネジメントシステム構築や認証取得に関する各種相談を無料で実施している。
 詳細は、ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/Seminar_Event/privacy_mark/index.html)に掲載している。

【問合せ】産業・技術・水ビジネス振興担当TEL6944・6403


ごちそうマラソン
全国から942人最終回に参加

 大阪商工会議所西支部が実行委員を務める「大阪ごちそうマラソン」が10月19日、秋晴れの下、全国から942人のランナーを迎えて開催された。
 同マラソンは、タイムを計測せず、信号を守って走るのが特徴。現在は大阪マラソン公式プレイベントとして「参加してみたい大会」ランキング1位に選ばれるなど、広がりを見せている。
 大阪市港区の入船公園を出発したランナーは天保山の渡し船で此花区に上陸し、安治川隧道を潜って西区へ。靱公園で折り返し、元の港区まで1周24キロを走破する。その間、ルート上の商店街がエイドポイントとなり、地元ならではの「ごちそう」がふるまわれる。
 今回は大正区も加わり、ランナーが商店街で買い物できる工夫を取り入れたが、第5回の節目でいったん終了することとなった。
 終了を惜しむランナーからは「唐揚げがおいしかった」「ちんすこうとは珍しい」など笑顔がこぼれた。関係者は同マラソン運営の経験をもとに、次の地域イベントを模索している。

【問合せ】西支部TEL6539・1666


注目の3Dプリンター 12月に活用セミナー

 大阪商工会議所は、地方独立行政法人の大阪府立産業技術総合研究所とともに、12月1日、セミナー「3Dプリンター活用〜ものづくり企業の可能性」を開く。
 これは、同研究所が12月1日に「ものづくり設計試作支援工房」を開設することを記念して開催するもの。
 大阪電気通信大学の橘邦英学長と、和田精密歯研の樋口鎮央常務取締役が、3D技術の現状と将来の展望について講演する。その後、ものづくり設計試作支援工房の見学も実施する。
 午後2〜5時、和泉市の同研究所で。無料。定員70人(事前申し込み先着順)。
 詳細はホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201410/D22141201023.html)に掲載している。

【問合せ】産業・技術・水ビジネス振興担当TEL6944・6300


生野・東成展示交流会
地元製造業が魅力発信 2日間で1493人来場

 東成・生野モノづくりフェスタ実行委員会(委員長=松井研次・松井工業代表取締役、事務局=大阪商工会議所東支部)は、10月24、25日、東成区民センターで、「モノづくりフェスタin生野・東成2014」を開いた。地元のモノづくり企業など57社が出展し、両日で1493人の来場者が訪れ、各社は優れた製品や技術をPRした。
 同24日は、松井実行委員長の開会あいさつに続いて、来賓を代表して、大商の西村貞一副会頭が、「フェスタは10回目の今回で一区切りとなるが、モノづくり企業の知名度アップやビジネスチャンス拡大の機会増加により、地域のさらなる活性化を望む」と祝辞を送った。続いて、大阪市音楽団によるオープニングコンサートを華やかに実施。午後からの特別講演会では、室蘭工業大学の清水一道教授が、東日本大震災で気仙沼の内陸へ打ち上げられた大型船舶をリサイクルする物語を披露した。同25日は、人形浄瑠璃「文楽」の解説と体験、生野区の製造業のイラストパネル紹介も行い、大いに賑わった。

【問合せ】東支部TEL6358・6111


阪大と技術交流会 溶接・接合分野で

 大阪商工会議所は12月4日、大阪大学接合科学研究所(接合研)とともに、「大阪大学接合科学研究所との産学技術交流会」を初めて開く。これは、接合研が有する研究成果を、会員企業が事業活動で利用することを支援するのがねらい。
 接合研は、ものづくりの基盤技術となる溶接・接合分野における世界屈指の研究拠点。今回は、溶接・接合技術や材料科学に関する多様な研究成果について4人の接合研教授が解説する。併せて、レーザ接合や摩擦撹拌接合、3次元X線内部改札装置などの接合研施設の見学会も実施する。
 午後1時30分〜午後5時20分、接合研(吹田市)で。無料。事前申込制。
 詳細は、ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201410/D22141204024.html)に掲載。

【問合せ】経済産業部TEL6944・6300


水素・燃料電池 国の施策や事例 講座で情報提供

 大阪商工会議所は、12月1日、大阪府と共同で「水素・燃料電池関連産業創造セミナー〜大阪・関西から発信する次世代産業創出の展望」を開く。
 今年6月、経済産業省が公表した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」や国の関連施策について、近畿経済産業局資源エネルギー環境部の担当者が講演する。また、トヨタ自動車、岩谷産業、神戸製鋼所の3社が水素や燃料電池などについての現在の取り組みや、今後の展望について紹介した後、パネルディスカッションを行う。大阪府内や関西の中小企業などに対し、水素・燃料電池の最新情報を提供する。
 午後1時30分〜5時、大商で。無料。定員240人(事前申し込み先着順)。
 詳細はホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201410/D22141201016.html)に掲載。

【問合せ】経済産業部TEL6944・6300


人事異動

 大阪商工会議所は、11月1日付で人事異動を行った。( )は前職。

【役員】常務理事・事務局長・総務広報部長(理事・総務広報部長)児玉達樹
【参与】常任参与(常務理事・事務局長)西田賢治


船場の魅力を発信 謎解きラリー・パネル展示など楽しいイベント

 大阪商工会議所は11月24日まで、大阪市中央区役所が主催する船場地区活性化事業「古典芸能×近代建築で船場を遊ぼう!」を山本能楽堂、船場近代建築ネットワークと連携し、企画・運営している。
 10月11日に本町ガーデンシティ(大阪市中央区本町)で実施した「船場ストリート能」では、豊臣秀吉も舞ったとされる「土蜘蛛」を上演。会場を埋め尽す総勢250人が鑑賞した。
 同12日には新作講談「国産ウイスキー誕生秘話〜竹鶴物語」を山本能楽堂(同徳井町)で上演。定員を上回る165人が講談師の語りと古楽器リュートの音色に聞き入った。
 現在実施中のナゾトキ☆ラリーセンバ探偵団「ゆめまるくんと消えたお宝を探せ」は11月24日まで応募を受け付けている。近代建築やホテルなど28カ所に掲示されたヒントに基づき、犯人と宝の隠し場所を推理し、はがきやウェブで応募すると、抽選で300人に宿泊券や食事券などがプレゼントされる。応募者から「近代建築を見ながら謎解きを楽しめる」など好評を得ている。
 このほか、芝川ビル(同伏見町)では11月15日から、かつて同ビル内にあった花嫁学校「芝蘭社家政学園」に関する写真や資料などをパネル展示する。

【問合せ】地域振興部TEL6944・6323


なにわなんでも大阪検定 大阪のクイズ出題
約700人が腕試し 難波宮跡と西の丸で

 大阪商工会議所は、10月、誇るべき大阪の歴史や文化を広くPRする機会として、大阪で開かれた2つのイベントに「なにわなんでも大阪検定」の問題を提供した。
 同11〜12日に難波宮跡公園で開かれた「中秋名月祭2014」(主催=同実行委員会)では、約200人に大阪検定の過去問題を出題。参加者は「天神祭の開催日は?(正解=7月25日)」などの問題に挑戦した。
 続いて同18〜19日、大阪城西の丸庭園で実施された「なにわなんでも大阪検定inキャッスルハッスル2014」(主催=大阪青年会議所)では、子どもから年配まで500人を超える多様な参加者が問題を楽しんだ。クイズの正解者には次回の大阪検定(3級)の受験料が割引となる大阪博士修了証を進呈。参加者からは「歴史の舞台となった地で楽しみながら学べた」などの声が聞かれた。イベントを主催した大阪青年会議所からも、参加者の関心も高く、大阪を学ぶというコンテンツの役割を十分に果たしたと好評を得た。

【問合せ】地域振興部TEL6944・6323


水都フォーラム、大垣で 水辺ビジネスを紹介

 全国の“水都”を標榜する10都市が参加する「全国水都ネットワーク」(事務局=大阪商工会議所)は、大垣商工会議所などとともに、10月17日、岐阜県大垣市でフォーラムを開いた。
 同ネットワークは、水辺の魅力づくりに関する情報交換や共同発信を行い、日本の“水都”ブランドの向上を目指そうと、2012年に設立。大阪や東京、新潟、名古屋、大垣、近江八幡、徳島、広島、松江、柳川が参加している。
 フォーラムの冒頭で、大商の池田靖忠・都市再生副委員長(大阪ターミナルビル顧問)が「全国的に水辺への関心が高まってきている。今後は各都市が連携し、世界に向けて発信しよう」とあいさつ。続いて基調講演で、国土交通省の藤井政人河川環境保全調整官が、新たな発想で水辺のリノベーションを進める運動「ミズベリング」の取り組みを紹介した。このほか、柳川、大阪、大垣は「水辺ビジネス」をテーマに事例を発表した。

【問合せ】地域振興部TEL6944・6323


全国の会議所 観光テーマに意見交換

 10月21〜23日、「全国商工会議所観光振興大会2014inべっぷ」が大分県で開かれ、大阪商工会議所から志賀茂・ツーリズム振興副委員長(がんこフードサービス副会長)ら8人が参加した。
 同大会は、地元観光に対する会員企業の意識改革を図り、「まちづくり運動としての観光振興」を継続的に促進していくことを目的に、2004年度から実施しているもので、今回が11回目となる。
 今年のテーマは「地域を磨く人の育て方〜オンリーワンの地域づくりが豊かな観光地を育む」。観光地づくりの先駆的な取り組みで知られる旅館、由布院玉の湯の溝口薫平会長が基調講演した。その後、「自然」「まち」「文化」「人材育成」の切り口で、着地型観光のあり方を考えるパネルディスカッションなどが行われた。

【問合せ】地域振興部TEL6944・6323


本町橋で展覧会
冬の陣400年、界隈の歴史たどる

 大阪市内最古の現役橋である「本町橋」で、本町橋100年会(事務局=大阪商工会議所)は、橋上展覧会「本町橋いま・むかし展2014」を来年1月16日まで開催している。大坂冬の陣の主戦場の一つともなった本町橋や本町通の400年の歴史を、100点の資料で紹介。
 現在東横堀川に架かる「本町橋」は、1913年、本町通が市電道路として拡幅された際に架けられたもので、昨年、100周年を迎えた。大阪市の有形文化財にも指定されている名橋であることから、大商が呼びかけ、地元住民や周辺店舗、企業などで同会を設立し、清掃活動や魅力発信事業に取り組んでいる。
 10月25日に、本町橋周辺の住民や会社員ら約40人が参加して橋洗いを行った後、展示資料を欄干に設置した。周辺店舗では、同資料の一部を掲載したパンフレットを配布している。
 来春、本町橋の上流左岸に「本町橋船着場」が完成予定であり、同会は、次の100年を見据えた水辺の賑わい拠点づくりに取り組んでいく。

【問合せ】地域振興部TEL6944・6323


地域に密着−−支部の活動

◆契約書に関する基礎知識と実務講座※
 ◇南支部=11月19日午後6時30分〜8時30分、南支部
 ◇中央支部=12月2日午後2〜4時、大商
 ◇北支部=12月3日午後2〜4時、淀川工業会で。
「金銭消費貸借契約書」「商品取引契約書」などの各種契約書の作成のポイントや、トラブル回避のための条項や文言について解説する。いずれも会員無料、一般3000円。
 ◎経営相談室TEL6944・6451

◆経営者が知っておくべき経営・商取引をめぐるトラブルの解決法※
 ◇西支部(取引トラブル)=11月26日午後6時30分〜8時30分、難波市民学習センター
 ◇中央支部(債権回収)=12月4日午後2〜4時、大商で。
法的トラブルに発展することが多い代表的な事例(債権回収など)の対処法や予防策について、弁護士が解説する。いずれも会員無料、一般3000円。
 ◎経営相談室TEL6944・6451

※印は大阪府の補助金を受けて実施


佐藤会頭が現場訪問でエール

■富士インパルスを訪問

 大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭は、10月23日、包装機械製造の富士インパルス(豊中市)を訪問した。同社が手掛ける包装機械は、食料品や医薬品をはじめ、包材に応じたシール(密封・密閉)条件(加熱温度や圧力、ガス充填など)に対応できる製品開発力が強み。90年代にベトナムに進出した同社の山田和邦社長は「一昨年、設立したベトナム進出支援会社『ザ・サポート』では、ホーチミン・ロンドウック工業団地のレンタル工場施設の拡張交渉を進めている」と紹介した。
 佐藤会頭は、「84年からベトナムの難民を雇用してきた山田社長の志に感銘を受けた。ニッチな市場で高いシェアを誇る製品の強みを生かし、大阪の底力をベトナムなどアジアでも示してほしい」と述べた。


■6代目道頓堀グリコサイン点灯式に出席

 同23日、6代目グリコサインの点灯式が道頓堀(中央区)で開催され、佐藤会頭、西村貞一副会頭らが招かれた。
 江崎グリコの江崎勝久社長(大商常議員)は、「創業者が後世に名前が残るものをと、1935年に看板を掲げた。今回、第6代目のグリコサインはノーベル賞を受賞した青色LEDを14万個使用している。生まれ変わって輝きを増した新サインも皆様に愛される存在になってほしい」とあいさつした。
 その後の点灯式には、第5代看板からの改修中に代役を務めた女優の綾瀬はるかさんも登壇し、イベントに花を添えた。


全文は大商ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/)に掲載。


大阪の謎解き散歩<4> 日本一の獅子頭がある!
大阪府立大学21世紀科学研究機構大阪検定客員研究員 石田 一雄

 獅子舞は厄払いや豊作祈願のため、正月や祭にて行われる民俗芸能です。獅子頭の大きさは地方によって様々ですが、多くは1尺(約30センチ)前後、大きいもので2尺ほどです。
 この獅子頭、日本一大きなものが大阪市にあるのをご存知でしょうか。ただし獅子舞には使えません。浪速区元町の難波八阪神社にある神殿「獅子殿」です。
 東の鳥居から入ると真正面に見え、高さ12メートル、奥行7メートル、幅7メートルもあり、初めて見るとその巨大さにギョッとします。小さい子供だと泣き出す子もいるほどです。獅子舞台ともいわれ、目はライト、鼻はスピーカーになっており、毎年7月13・14日の夏祭では、獅子舞などの芸能が奉納されます。同神社の獅子舞は昔から有名で、「獅子殿」もそれにちなんで作られたそうです。
 同神社の歴史は、古くは難波一帯の産土神であったといいます。平安時代(1070年頃)には牛頭天王を祀る古社として知られていました。1974年5月の新社殿の落成と共に完成した「獅子殿」は、獅子頭と狛犬をイメージしたそうで、よく見るとどこか親しみやすくユーモラスです。大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み込み、勝運(商運)を招くと全国からの参拝がたえません。
 また毎年1月第3日曜日に行われている綱引神事は、当神社の祭神・素盞鳴尊が八岐大蛇を退治し、民衆の困苦を除いた故事に基づき始められたと言われ、2001年に、大阪市無形民俗文化財の第1号として指定されました。
 地下鉄大国町駅を最寄駅とし、繁華街とは思われない緑の木々に囲まれた同神社を訪れてみてはいかがでしょうか。


実践!ビジネス会計〈5〉 投下資本利益率
早稲田大学大学院会計研究科教授 ビジネス会計検定試験委員 松本 敏史氏

 「先立つものは金」といいますが、自分の金であれ、借金であれ、資金がなければ事業を行うことはできません。会計では事業に投下された資金を「投下資本」と呼び、それが事業活動で増加したときに「利益」が発生したといいます。
 利益の獲得は企業の存続に不可欠ですから、その基盤となる事業活動の良否(収益性)の判定は経営分析の中心的なテーマになります。そのための指標が各種の「投下資本利益率」(=利益÷資本)ですが、分母の資本は必要に応じて資産に置き換えます。
 まず資本概念ですが、【設例】の貸借対照表の右側を見てください。

【設例】投下資本利益率

損益計算書

貸借対照表

売上高               120
営業費用              114
事業用資産        80
投資用資産        20
負債        60
自己資本      40
営業利益               6
営業外収益              1
営業外費用              3
総資産           100 総資本      100
ROE 10%,総資本事業利益率7%
事業用資産営業利益率7.5%
投資用資産運用利回り5%
当期純利益              4

ここには企業所有者の出資額を表す「自己資本」と、これに負債を加えた「総資本」の2つが示されています。一方の「総資産」ですが、こちらは本業(製造・販売活動)に必要な「事業用資産」と、余裕資金の運用や投資目的で保有している「投資用資産」に分類しました。
 次に利益ですが、今回の分析では本業の利益を表す「営業利益」(=売上高―売上原価―販管費)と、これに「営業外収益」を加えた「事業利益」、そしてこの事業利益から借入金の利子等を控除した「当期純利益」を用います。蛇足ながら、当期純利益は借入金の利子や税金等を支払った後、企業所有者の手元に最後に残る金額を表します。
 以上の資本と利益を組み合わせることで様々な投下資本利益率を計算できますが、近年、投資家が最も重視しているのが株主から見た出資効率を表すROE(Return on Equity:自己資本利益率=当期純利益÷自己資本)です。これが上昇している企業は配当余力も大きくなり、株価も上昇します。
 これに対して、企業経営の観点からは「総資本事業利益率」(=〔営業利益+営業外収益〕÷総資本)に意味があります。まず分子の営業利益ですが、これは借入金の利子を控除する前の金額ですから、資本構成の違い(借入金の多寡)が経営成果を表す利益額に影響しません。この営業利益に投資活動による営業外収益を加えて「事業利益」を求め、これを総資本で割ることで、企業が行っている全事業活動の効率性(総資本の収益性)を判定できます。
 なお【設例】では、本業の収益性を表す事業用資産営業利益率(=営業利益÷事業用資産)と、投資の収益性を表す投資用資産運用利回り(=営業外収益÷投資用資産)を別々に示しています。
【PR】仕事に直結、会計を基礎から学ぶビジネス会計検定試験。次回は来年3月8日施行。1月5日から申込受付開始。詳細は検定HPに掲載。

【問合せ】検定担当TEL6944・6430


大人の「発達障害」を中心に 障がい者雇用の取り組み紹介

 大阪商工会議所は、12月16日、中小企業のための「障がい者の採用・能力開発・配慮方法対策セミナー〜近年、注目される『大人の発達障害』を中心に〜」を開く。
 中小企業で障がい者を雇用する際に必要となる心構えや雇用ミスマッチの防ぎ方、職場への定着の促し方について具体的な取り組み方も紹介する。午後2〜4時、大商で。無料。定員80人(事前申込制)。
 昨年4月から民間企業の法定雇用率が2・0%に引き上げられ、障がい者雇用義務対象となる事業主規模が50人以上に拡大された。また来年4月からは障がい者雇用納付金制度適用事業所が100人以上に拡大されることとなる。
 一方で、法定雇用率達成企業の割合は未だ5割に満たず、未達成企業の8割は中小企業という状況である。
 詳細はホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201410/D41141112016.html)に掲載。

【問合せ】経営情報センターTEL6944・6353


無料法律相談 弁護士がアドバイス

 大阪商工会議所の経営相談室は、企業支援の経験豊かな弁護士による無料「法律」相談(面談限定、予約制、複数回可)を実施している。
 取引や契約(請負、業務委託、フランチャイズなど含む)に関する留意点や内容の見直し、クレーム対応、損害賠償、債権回収、債務整理(任意整理、民事再生、破産など)、経営者保証、「会社と役員・従業員」の法律問題、現職や退職予定者を対象にした営業・技術秘密の管理、事業や株式の譲受・譲渡など、課題に直面したとき気軽に相談できる。
 対象は、大阪府内の中小企業および創業志望者。開設は、月〜金曜日(ただし、祝日など休館日を除く)の午後2〜4時。1回の相談時間は30分。予約電話の受け付けは午前9時〜午後5時15分。

【問合せ】経営相談室TEL6944・6472


クラウド・ファンディング 体験ワークを実施

 大阪商工会議所は、大阪府や大阪府の委託先であるクラウド・ファンディング紹介事業者(大阪セキュリティーズ、きびもく)と連携し、11月25日、「クラウド・ファンディングワークショップ」を開く。
 クラウド・ファンディング紹介事業者がそれぞれの仕組みや資金調達成功のポイントなどを解説するほか、実際にアイデアをプロジェクト案にまとめ、成功に導く内容にブラッシュ・アップする体験ワークを実施する。対象は、技術やアイデアを事業化したい起業家、新商品や新サービスを展開したい製造業、地域産業、クリエイティブ産業、食料品製造業など。午後2時〜4時30分、大商で。無料。事前申込制。
 クラウド・ファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から少額資金を集めて個人や企業、組織の活動を応援する新しい金融の仕組みで比較的小規模の資金調達手段として注目を集めている。大商は今年7月に開いたクラウド・ファンディング交流会をきっかけに、新規の有望プロジェクトの発掘を進めており、大阪府内中小企業の資金調達や長期的なファン獲得を支援している。

【問合せ】経営相談室TEL6944・6451


会員の皆様に大商手帳進呈 来年1月16日まで

 大阪商工会議所は、2015年版「大商手帳」を会員の皆様に無料で進呈しています(会員以外の方は対象外)。

<期間>来年1月16日まで(在庫がなくなり次第、終了させて頂きます)
<冊数>1会員につき3冊まで(残数によって冊数を制限させて頂く場合があります)
<方法>会員部会員組織担当および5支部で、お渡しします。お受け取りの際には会員証をご提示下さい。また、郵送をご希望の場合は、(1)会員番号(2)社名・団体名(3)担当者氏名(4)希望冊数を記入した紙と返信用切手(1冊=140円、2冊=215円分、3冊=300円)を「大阪商工会議所 会員組織担当 大商手帳係(〒540―0029 大阪市中央区本町橋2の8)」までお送り下さい。

【問合せ】会員組織担当TEL6944・6277


2014.11.10
Copyright(C) 1996-2013大阪商工会議所