2009/4/25号 |
関西財界訪中代表団−−環境分野で連携強化へ |
中国副総理と会談で一致 |
大阪商工会議所は、12〜15日、関西の経済8団体とともに、総勢53人からなる「関西財界訪中代表団」(共同団長=野村明雄大商会頭、下妻博関西経済連合会会長)を中国・北京へ派遣した。北京では、王岐山副総理らと会談、中国のマクロ経済の行方や世界金融危機への対応などについて懇談した。また、「中国・関西 水環境フォーラム」を開催し、深刻化する中国の水環境問題における日中連携を模索した。 【問合せ】国際担当TEL6944・6400 |
大手流通業に販路開拓−−売れ筋商品発掘市 売り手企業の参加募集 |
大阪商工会議所は9月2日、大阪市北区の大阪国際会議場で、「第13回買いまっせ! 売れ筋商品発掘市」を開催する。 【問合せ】流通担当TEL6944・6440 |
なにわなんでも大阪検定−−受験申し込みは5月13日まで |
6月21日に第1回公開試験 3級・2級の問題構成決定 |
大阪商工会議所は、6月21日に第1回公開試験が実施される「なにわなんでも大阪検定」の3級と2級のそれぞれの問題構成を決定した。歴史や産業、地理などを出題する「社会」のほか、「国語」「体育」「芸術・娯楽」「生活」といった「大阪の教科書−−大阪検定公式テキスト」の目次に準拠した問題や、特定のテーマ問題などを出題することとした。写真を使用した問題なども出題する。受験申し込み締め切りも5月13日に迫り、受験者の試験対策はいよいよ山場に差し掛かる。 午前11時から試験を開始する3級の問題は、<通常問題90問+ボーナス問題(対象まちあるき問題)10問>の計100問構成。問題は、大阪の知識について問う基本的なレベルとする。通常問題では、公式テキストから80%程度出題。「国語」「社会」「体育」関連問題から40問、「芸術・娯楽」「生活」関連問題から30問、そのほか公式テキスト全般から20問を出題する。合格ラインは、通常問題の60%以上(54点以上)の正答率で合格とする。 午後2時30分から試験を開始する2級の問題は、<通常問題90問+ボーナス問題(ご当地問題)10問>の計100問という構成。大阪の知識について問う中級程度のレベルを出題する。公式テキストからは60%程度出題。通常問題で「国語」「社会」「体育」関連問題から35問、「芸術・娯楽」「生活」関連問題から20問、特定のテーマ(内容は非公表)に関した問題から15問、写真問題など公式テキスト全般から20問を出題する。合格ラインは通常問題の70%以上(63点以上)の正答率で合格とする。 大阪検定の申し込み受け付けは、5月13日までに、公式ホームページ(http://www.osaka-kentei.com/)もしくは、受験案内書を入手し申し込む。申込書付きの受験案内書は、大商の本部および10支部、主要書店など大阪府内約500カ所で入手可能。受験案内書の郵送希望も受け付けている。受験を予定される方はできるかぎり早いお申し込みを。 【問合せ】大阪検定事務センターTEL6452・7728 |
段取り力を検定−−5月22日まで 受験申し込み受け付け |
大阪商工会議所は、6月28日に実施する第8回段取り力検定(PWA検定)の受験申し込みを4月22日から5月22日まで受け付けます。 【問合せ】PWA検定試験センターTEL6944・6295 |
会費納入のお願い−−便利な口座振替も |
大阪商工会議所は4月1日、会費をご納入いただくにあたり銀行振り込みを利用されている会員の皆様に平成21年度の会員証と会費請求書をお送りし、今月24日までのお振り込みをお願いいたしました。 【問合せ】会員組織担当TEL6944・6251 |
天神祭 船渡御にご協力を−−抽選で奉拝船招待 |
天神祭船渡御が7月25日に行われます。 【協賛金】1口1万円【目標額】2200万円【受け付け締め切り】7月31日【奉拝船ご招待】ご協賛いただいた方の中から抽選で140組(280人)を大商奉拝船に招待します。 |
あなたの大阪力はどのくらい?−−なにわなんでも大阪検定 |
「なにわなんでも大阪検定」の出題例を紹介します。 【問い1】大阪ことばで「にぬき」とは? (1)かたゆでたまご (2)いりたまご (3)めだまやき (4)たまごやき 【問い2】駅舎が国登録文化財になってい る堺市内の駅は? (1)鳳駅 (2)浜寺公園駅 (3)北花田駅 (4)三国ヶ丘駅 【問い3】大阪で大相撲が開催されるのは 何月? (1)1月 (2)2月 (3)3月 (4)4月 【問い4】「雨の御堂筋」を歌った歌手は? (1)都はるみ (2)海原千里・万里 (3)藤島桓夫 (4)欧陽菲菲 【問い5】近松門左衛門の代表作は? (1)「好色一代男」 (2)「曽根崎心中」 (3)「夫婦善哉」 (4)「細雪」 解答 【問い1】(1)、【問い2】(2)、【問い3】(3)、【問い4】(4)【問い5】(2) 【問合せ】大阪検定事務センターTEL6452・7728、URL=http://www.osaka-kentei.com/ |
マクロミクロ−−野球文化の拠り所 |
WBCの熱狂をみても日本の代表的スポーツは野球であり、最もファンの多い国民的娯楽の一つと言うことに異論はないであろう。プロ野球も開幕し野球関係のニュースを目にしない日はない。とりわけ大阪・関西は野球文化を大切にしてきた土地柄だ▼全国高校野球大会は豊中市で産声を上げ、甲子園球場は日本野球人の聖地とも言われる。かつては4チームものプロ野球の本拠地が集まっていた。今年からは新たなプロ野球リーグ「関西独立リーグ」が設立されている。先ごろ発刊された「大阪の教科書」によると、大阪府出身のプロ野球選手は78人に上り、2位の神奈川県の53人を大きく引き離している▼ただ残念なことに、関西チーム同士の日本シリーズは1964年のホークス対タイガースの一度だけだ。この年は東京五輪の目前で例年に比べ注目度がもうひとつ。今では想像もできないが甲子園球場の観客席にも空席が目立っていた。昨年はバファローズ、タイガースとも2位。双方優勝の可能性十分だ。今秋はニューヨークの地下鉄シリーズの向こうを張った「なんば線シリーズ」の実現をぜひとも期待したい。(BBK) |
企業間連携が好評−−次世代医療フォーラム 中小企業が多数参加 |
大阪商工会議所の医療・バイオ機器の開発促進事業「次世代医療システム産業化フォーラム2009」は、今年度から国内外の大手医療機器企業とモノづくり企業とのビジネスマッチングを開始した。現在、参加企業を募集している。 【問合せ】ライフサイエンス振興担当TEL6944・6484 |
ベンチャー企業振興へ−−キリン堂・寺西会長が講演 |
大阪商工会議所は、大阪産業創造館、大阪証券取引所とともに、ベンチャー企業向け講演会を5月11日に開催する。 【問合せ】ベンチャー振興担当TEL6944・6403 |
バイオの最新情報入手−−5月 アトランタへ視察団 |
大阪商工会議所は、5月17日から24日に、米国ジョージア州政府商務部などの協力を得て、「BIO2009イン・アトランタ視察団」を派遣する。 【問合せ】ライフサイエンス振興担当TEL6944・6484 |
環境問題−−最新情報を提供 |
毎年好評の研究会 参加者を募集 |
大阪商工会議所の環境推進委員会(委員長=重藤毅直・日立造船顧問)は、5月27日から始まる「環境問題研究会」の今年度の参加者を募集している。 【問合せ】産業・技術振興担当・TEL6944・6300 |
技術開発で次代開く−−5月から事例研究の研究会 |
大阪商工会意義所のモノづくり振興委員会(委員長=牧野明次・岩谷産業社長)は、技術・研究・事業開発の責任者や担当者を対象に開催する「技術・事業開発研究会」の参加者を募集している。 同研究会では、モノづくり企業のキーパーソンが、多彩な先駆的取り組みの現状や実践成果を報告し、メンバー間の経験交流を図る。今年度は、「今日の深刻な不況をいかに乗り越え、それに打ち克つか」「不況後の未来をいかに切り開いていくか」を共通テーマに、研究・開発・技術部門としての事例研究を重ねる。 1回目(5月22日)はシャープの水嶋繁光・常務執行役員研究開発本部長が、液晶テレビや太陽光発電の開発を事例に、新しい事業と市場を創造してきた同社の研究開発マネジメントについて発表する。 2回目以降も、日東電工、帝人、住友電工、山本化学工業など関西を代表する企業から講師を迎え、多彩なテーマを取り上げる。 例会は年間10回、原則、午後2時30分〜4時、大商で。年会費は、会員8万5000円、一般13万円。 詳細は、ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/society/gijyutsu09/)に掲載。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
新会員ご紹介を−−各種特典をプレゼント |
大阪商工会議所は新会員紹介キャンペーンを実施しています。 【問合せ】会員組織担当TEL6944・6251 |
大阪で初開催−−セルビアセミナー 副首相 市場性をPR |
大阪商工会議所の国際ビジネス委員会(委員長=世一秀直・丸紅大阪支社長)と在大阪セルビア名誉総領事館(名誉総領事=上山直英・大日本除虫菊社長)は15日、ボジダル・ジェーリッチ・セルビア共和国副首相・化学技術発展担当大臣の来阪に合わせて、大阪で初めて「セルビア ビジネスセミナー」を開催した。 まず、上山名誉総領事があいさつし、大阪と同国の新たな交流への期待を述べた。 セミナーでは、ジェーリッチ副首相が、南東欧の新しい市場として、同国の可能性をアピール。EU加入を目指した政府の取り組みや、IT・自動車など主要産業を紹介し、幅広い分野における今後のビジネスチャンスを説明。大阪・関西との経済交流拡大に強い意欲を示した。 引き続き開催された懇親レセプションでは、イバン・ムルキッチ特命全権大使も交え、セミナーに参加した企業関係者らと交流した。 【問合せ】国際担当TEL6944・6400 |
常議員会開く |
大阪商工会議所は、17日、第6回常議員会を開催し、(1)会員加入(2)平成21年度特定商工業者負担金の賦課(3)参与の委嘱の承認(4)委員会委員の追加委嘱(5)大阪21世紀協会への協力(6)「道路整備に関する要望」(7)天神祭渡御行事への協力(8)退任議員への感謝状贈呈−−について審議し、了承した。 また、(1)2号議員の辞任および1号議員職務執行者の変更(2)「買いまっせ! 売れ筋商品発掘市」参加者募集(3)「商店街・賑わいプロジェクト」商店街観光事業の進捗(4)「なにわなんでも大阪検定」公式テキストの販売開始(5)「国立産業技術史博物館誘致促進協議会」の解散−−について報告した。 なお、常議員会後の会員数は、法人2万1774、団体800、個人6786の合計2万9360になった。 |
会頭コメント−−追加経済対策について |
当面の中堅・中小企業対策から将来のわが国の成長まで配慮された「総合的な処方箋」であり、規模・内容ともに評価できる。景気を何としても早期に回復させるとの政府の並々ならぬ決意を感じる。 |
海外勤務者の処遇のあり方−−5月22日、講座で |
大阪商工会議所は5月22日、海外で勤務する従業員への処遇をテーマに「海外人事基礎講座」を開催する。 グローバル化の進展で、海外に拠点を持つ企業は過去十数年で飛躍的に増加。勤務・生活環境が異なる海外勤務者の人事処遇は、企業経営において大きな課題になりつつある。 そこで同講座では、海外人事管理の基本的な考え方と処遇の仕方を網羅的に解説する。講師は、関西生産性本部海外労働条件調査委員長を務めるなど、同分野の経験が豊富な長澤宏・羽衣国際大学産業社会学部教授。 午後1〜5時、大商で。参加費は、会員1万2000円、一般2万円。対象は、海外勤務者の人事・労務管理の担当者。 【問合せ】国際担当TEL6944・6400 |
道路整備対策を要望−−淀川左岸線延伸部など早期整備求める |
大阪商工会議所は、京都・堺・神戸の3商議所、関西経済連合会、関西経済同友会と連名で、「道路整備に関する要望」をこのほど、とりまとめ、首相、国土交通相はじめ政府関係当局へ建議した。これは、今後、社会資本整備重点計画や国土形成計画の地方計画策定作業の中で広域幹線道路網について議論されることや、追加経済対策として平成21年度補正予算案に盛り込んでもらうために、都市再生委員会(委員長=錢高一善・錢高組社長)で検討してきたもの。 今回の要望は、慢性的な渋滞を引き起こし、大きな経済ロスを引き起こしている大阪市内への通過交通を避けるため、大阪都市再生環状道路の完成が急務であり、とりわけ事業化のめどが立っていない「淀川左岸線延伸部(豊崎〜門真、約10〜)」整備の重要性を訴えている。また、今年1月に都市計画決定され、大阪湾ベイエリアから北大阪方面へのアクセスを大幅に改善する阪神高速「信濃橋渡り線」については、今年度中の事業化着手を求めた。さらに、大阪湾岸道路西伸部、名神湾岸連絡線、一部区間で計画が凍結されている新名神高速道路の早期整備を要望。 今年度から、道路特定財源が一般財源化されても、引き続き必要とされる道路整備の財源確保と国庫補助負担率のかさ上げや、地元自治体の負担を軽減する方策を求めた。 【問合せ】地域振興部TEL6944・6323 |
なにわ筋線 整備前提に議論を−−野村会頭 懇談会で発言 |
近畿運輸局の呼びかけで、「関西活性化に向けた今後の鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」が17日、大阪市内で開催され、大阪商工会議所からは、野村明雄・会頭が出席。橋下徹・大阪府知事、平松邦夫・大阪市長、関西の鉄道各社社長と各務正人・近畿運輸局長らが懇談した。 運輸局から近年の鉄道整備状況について報告があった後、新大阪、梅田などから関西国際空港へのアクセスを改善する「なにわ筋線」を中心に意見交換した。 橋下知事が、首都圏に比べて関西の鉄道インフラ整備が遅れていることを指摘し、同線整備に積極的な発言をしたのに対し、平松市長は、費用負担のあり方や運営形態といった事業スキームをどうするかといった点からやや慎重な姿勢を示した。 野村会頭は、「なにわ筋線は重要な路線。事業の採算性を十分考慮した上で、造ることを前提に議論したい」と発言。 今後、実務者レベルによる検討会を設置。必要な調査を実施しながら議論を深めることとなった。 【問合せ】地域振興部TEL6944・6323 |
聖徳太子ゆかりの地めぐる 受験者向けにツアー−−なにわなんでも大阪検定 |
大阪商工会議所は、5月30日、「大阪再発見バスツアー 聖徳太子ゆかりの地をめぐる」を実施する。南河内地域を代表する野中寺や叡福寺、近つ飛鳥博物館などを訪れる。 野中寺では、重要文化財指定の貴重な「弥勒菩薩半跏思惟像」を特別に拝観できる。今回のツアーは、「大阪ミュージアム構想」と連携しており、「大阪ミュージアム ベストセレクション」に選定されている叡福寺や、近つ飛鳥風土記の丘も見学できる。 同ツアーの参加対象は、今月1日から受験申し込み受け付けを開始している第1回「なにわなんでも大阪検定」の受験申込者で、実際に街に出て、大阪を学び、歴史や文化に直接触れる機会を提供する。 参加費は4000円。定員は35人(申し込み多数の場合は抽選)。 【受験に関する問合せ】大阪検定事務センターTEL6452・7728 |
労務上のリスク回避へ−−新サービス開始 5月20日、活用セミナー |
大阪商工会議所は、年々複雑化する労務関連の法律に対し、企業が正しく対応し、運用できているかをチェックする「大商・労務監査サービス」をこのほど開始する。 “企業におけるルールブック”とも言うべき就業規則の問題点を「見える化」することがこのサービスの狙い。就業規則の内容から運用までをチェックし、法的対応の不備や改善点などを具体的に指摘する。 この労務監査を実施することで、大丈夫と思っていた労務上のリスクが浮き彫りになり、リスク回避のための対策を講じることができる。 併せて提供する「就業規則改定サービス」では、規定の不備や問題のある個所、労務監査サービスで指摘された個所などについて、就業規則の改定を行う。 これらサービス提供開始に合わせ、「労務監査活用セミナー」を5月20日に開催する。今回のセミナーでは、社会保険労務士の高槻隆二氏が「こうすれば防げた……。職場のトラブル事例集(休職・退職編)」をテーマに、休職・退職に関するトラブル事例とその具体的な対応策や最新の法改正、関連施策の動向などについて講演する。午後2〜4時、大商で。参加費は1000円(会員限定)。 詳細は大商ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/jousen/roumukansa/) 【問合せ】経営情報センターTEL6944・6199 |
「事業承継」相談デスク−−公認会計士など専門家 経営者・後継者に助言 |
大阪商工会議所は、「事業承継支援センター」を設置し、あらゆる事業承継のニーズに対応したワンストップサービスを行い、スムーズな事業承継を支援している。中でも、「事業承継」相談デスクは、事業承継に関する課題を抱える中小企業経営者・後継者のための相談窓口として、各種アドバイスを行っている。 事業承継に関する税務、法務、会計上のこと、事業承継はどのようにすれば有利なのかを、公認会計士、税理士の資格を持つ相談員が対応する。08年度には、株式の移転や買い取り、後継者の問題、社長の退職金、事業承継にまつわる法務・税務、事業の将来性や廃業、M&Aの可能性の検討、親族間に発生する諸問題、金融機関からの借入金などについての相談が50件。それぞれ1時間程度の時間をかけ、担当の相談員が懇切丁寧に対応した。 今年度の相談曜日・時間は、毎週水曜日午後1時15分〜4時15分と毎週金曜日午前9時15分〜正午の週2回。相談は無料だが、事前予約が必要。 【問合せ】事業承継・再生支援担当TEL6944・6457 |
専門相談の窓口設置−−法律や税務、貿易実務など |
大阪商工会議所の経営相談室は「法律」「税務・経営」「労務・メンタルヘルス」「独占禁止法・下請法・景品表示法」「経営革新・創業」「IT(情報技術)」「商工経営・取引」の各相談窓口を、国際部は「貿易実務」の相談窓口を開設している。 弁護士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、ITコーディネータや、海外取引に関する専門家などが、助言や情報提供を行う。債権回収、契約や取引条件に関する問題、クレーム対応、各種助成金の活用、資金繰りなど、ビジネス上の課題に関して気軽に相談できる。 いずれも相談無料、秘密厳守。事前に必ず電話でお問い合わせの上、ご活用を。 【問合せ】中小企業振興部経営相談室TEL6944・6472 |
おおさか地域創造ファンド−−応募期限迫る |
大阪中央地域活性化推進協議会(事務局=大阪商工会議所)は「おおさか地域創造ファンド大阪中央地域支援事業」今年度助成事業の応募を受け付ける。受付期間は5月11〜20日(土・日曜日を除く)の午前9時〜午後5時。受付場所は大商2階経営相談室。応募にあたっては4月30日までに事前に申請内容の相談が必要。 公募対象事業は、(1)大阪(なにわ)のイメージアップにつながる事業(2)より安全で、より安心な、癒しのある生活を可能にする事業。公募対象事業者は、大阪市内で創業を予定されている方、大阪市内に主たる事業所などを有する中小企業者または中小企業者のグループ、大阪市内で事業を実施する中小企業者以外の法人。 助成額は(1)公募枠A(一般)が3年間で上限1000万円(年500万円、助成率2分の1以内)(2)公募枠B(創業予定者)が2年間で上限300万円(助成率2分の1以内)。 詳細は大商ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/fund/index.html)に掲載。 【問合せ】中小企業振興部経営相談室TEL6944・6471 |
「商店街観光」普及へ−−サポーター派遣先を公募 商店街・賑わいプロジェクト |
大阪商工会議所は、「商店街・賑わいプロジェクト」の一環として、「商店街観光サポーター」の派遣先を公募する。 これは、商店街観光を普及させるため、観光事業に詳しい専門家を商店街に派遣し、地域性や地域資源に見合った商店街観光の企画・運営指導を行うもの。昨年度は、三泉商店街振興組合、老松通り商店会、黒崎東商店会の3カ所にサポーターを派遣し、観光事業の実施を支援した。 サポーターは、(1)観光の素材となる地域資源の抽出・選択(2)商店街観光のルート作りおよびストーリー化(3)ガイドの方法−−などのアドバイスを行う。 募集対象は、商店街観光の実施を新たに希望する商店街。公募期限は6月30日で、支援件数は3件を予定。ヒアリングによる選考で派遣先を決定する。 【問合せ】流通担当TEL6944・6440 |
健康管理セミナー−−好評受け付け中 |
大阪商工会議所は5月27日に「経営者と従業員のための心と体の健康管理セミナー2009」を開催する。 企業における従業員の健康管理対策は重要な課題となっており、心身ともに充実した健康状態で仕事をしてもらうことが企業の発展につながる。しかしながら、なかなか生活習慣を変えられず、体調や気分がすぐれない日々が続くなど改善するきっかけがつかめず、現状に甘んじているケースが多く見られる。 今回、運動療法による心と体の健康づくりの第一人者、京都大学大学院人間・環境学研究科の森谷敏夫教授が、「生涯現役、死ぬまで元気。運動療法で生活習慣病をぶっとばせ!」と題して、経営者と従業員のための健康管理について講演。 午後2〜4時、大商で。参加無料。定員700人(先着順)。経営者、人事担当者向け。 【問合せ】共済事業室TEL6944・6352 |
理科大好き「なにわっ子」育成−−社会人講師が実験教えます |
市内の小学校で実験授業 協力企業・団体を募集 |
大阪商工会議所は、大阪市教育委員会と共同で、07年度から社会人講師活用型教育支援プロジェクト「理科大好き『なにわっ子』育成事業」を実施している。同事業は、子どもたちの理科への関心を高め、将来のものづくり人材を育てようというもので、経済産業省と文部科学省が連携して全国の10地域で推進しているもの。大商は、今年度、同事業にご協力いただける企業・団体を募集している。 大阪商工会議所は08年度、21社・3団体の協力を得て、大阪市内の小学校5・6年生を対象に67校、9278人の子どもたちに、理科と実社会が結びついた実験授業を実施した。 詳細は大商ホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/rika/)に掲載している。 ■企業と学校が連携してカリキュラム開発・実施 ■ものづくりの楽しさ、大切さを子どもたちに伝える ■将来のものづくり人材育成 ■協力企業・団体を募集中 【問合せ】人材開発部人材育成担当TEL6944・5367 |
賑わいわがまち商店街 <10> 商店街活性化に向けた取り組み−−頑張れ!住吉区唯一の市場 ショップ長居 |
長居市場(以下、ショップ長居という)は、長居中央商店街、長居商店街、長居駅前本通商店街とともに住吉区長居で商業集積を形成する。 同集積は1998年以降、消費者行動の変化に加え、サンディ、万代、関西スーパーなどの競合店の相次ぐ進出により地盤沈下が著しい。 ショップ長居の農脇靖門理事長は、こうした傾向に歯止めをかけるため、2005年から、(1)競合店のチラシの研究(2)年間チラシ計画の作成(3)販促会議の毎週開催―を実施した。その結果、火曜日の「激安市」、金曜日の「限定商品目玉市」、土曜日の「ポイント3倍サービスデー」を柱にし、季節ごとに工夫を凝らしている。目玉市も各店の負担が少なくする工夫を凝らす。 こうしたなか、07年にキーテナントが撤退。ショップ長居は、これをチャンスとしてキーテナントの事業を商人会運営に切り替えた。 さらにイベントを積極的に展開。その主たるものは隔月に実施している防犯・交通安全PRである。これはショップ長居が「安全安心の街づくりに少しでも地域に役立ちたい」という商人の総意で始めたもの。また夏には、安全安心の街づくり事業を夏祭りの時期に実施し、楽しみと安全啓発をドッキングした一大イベントを展開している。 こうした動きに加え、最近、長居地区にも外国人が増えてきていることから、外国人の方に少しでも快適に過ごしていただこうと、日・英・中・韓の4カ国語からなる「指さし会話帳」を作成した。またお年寄り向けには、「高齢者向きのヘルシー献立表」を20品目作成した。 積極的に生き残り策を模索、実行するショップ長居が存続、成長してもらいたいものである。(住之江・住吉支部経営指導員 吉岡行雄) |
水都大阪2009 <新連載>−−2009年8月22日〜10月12日開催 |
この夏開幕 水都大阪2009 川と生きる都市の魅力発信 |
「水都大阪2009」が、いよいよ8月22日に開幕する。4月25日、平松邦夫市長自らがガイドする特別クルーズが実施されるなど、開幕に向け盛り上がりを見せ始めている。当連載では、まだあまり知られていない水都大阪の魅力や狙いについて、語っていただく。
大阪は水に育まれ、川とともに発展してきた都市である。難波津は古代日本きっての国際港であったし、八軒家浜は、熊野参詣の陸路の起点として栄え、三十石舟が行き交う大阪と京の都を結ぶ舟運の要衝であった。江戸時代には「天下の台所」と称され、日本経済の中心地として栄えた大阪であるが、その繁栄を支えたのは、市中に縦横無尽に巡らされた水路と舟運の発達である。 ◇室井 明(むろい・あきら)氏略歴 1948年生まれ。71年東大工卒、関西電力入社。地域共生本部中之島開発プロジェクトチーム部長、支配人などを経て、08年から顧問。07年5月水都大阪2009実行委員会事務局長就任。 |
2009.5.11更新 Copyright(C) 1996-2009 大阪商工会議所 |