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U 活性化方策の重点プロジェクト

5.その他の事業  

      5-(1)個店活性化・情報化事業


      (目的)

        天神橋筋商店街の魅力を高め、より多くの顧客を吸引するためには、ハード面の整備とあわせて、個店が経営強化により魅力を高めていくことが不可欠である。従って、商店街を魅力ある個店の集積として顧客の支持を高めるための方策を検討する必要がある。

      (事業メニュー)
        1.個店情報のデータベース化
          全国的に有名な天神橋筋商店街であるが、商店街内にどのような個店が集積しているかという情報が希薄である。そこで、天神橋筋商店街の個店の情報を集め、パソコン内にデータを蓄積、外部からの要望に応じて様々な切り口で個店情報が取り出せる仕組みを作る。
        2.個店の経営力強化策の検討
          個店の経営力を強化する上では、商品力、品揃えの強化が必要である。そのための1つの方策として、「卸売業と小売店」「小売店同士」の協力、共同化が挙げられる。今年度は、こうした共同化の可能性を探る上での調査を実施し、事業化については来年度以降の検討課題とする。

      (アンケート調査の実施)

        以上のメニューを実現するため、個店調査を実施、今後これをもとに個店活性化のプログラムを検討する。

        〔実施要領〕
        調査目的:
        1)個店概要調査事業メニューの1.に準ずる。
        2)取引実態調査事業メニューの2.に準ずる。
        調査対象: 天神橋筋1〜6丁目商店街内の個店 約660店
        回収数 : 291店(平成10年3月10日時点)
        実施方法: 別紙の調査票を天神橋筋商店街の各商店街組合に配付、各組合が個店に対し配付・回収を行った。
        調査結果: 個店概要調査については、各店の取扱商品、特徴等についてのデータを蓄積していく。

      5-(2)メディアと協調した活性化事業

       (目的)

        天神橋筋商店街周辺には、関西テレビFM802等のマスメディアが存在する。これらのメディアと連携することにより、活性化事業を効果的に実施することができると思われる。

       (事業メニュー)
        1.ガレージセールの実施

        現在実施しているワゴンセールを発展させたものをイベント的に年に1回程度開催する。「日本一長い天神橋筋商店街」のストリートを舞台にフリーマーケットを実施、各店の店先の他、空き地等を使って地元マスメディアのイベントも同時開催し、若年層にも商店街に足を運んでもらうきっかけとする。

        2.情報の提供

        各々の持つ資源を有効に活用し、地域全体の活性化を目指す上で、地元マスメディアに対して、商店街のイベント、地域情報、個店情報を常時提供することが必要である。メディアとの連携により、イベント等の効果もより大きくなると思われる。
<目 次>


2003.4.1更新
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