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世界で保護貿易主義の動きが広がる中、TPP11が正式合意したことを心から歓迎する。これまでにない高度な自由貿易体制の構築を目指し、粘り強く交渉を続けられた方々に対し、改めて敬意を表したい。 |
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米国のTPP離脱後、我が国が実質上のリーダーシップをとり正式合意に至ったことは、自由貿易の価値や意義と、それを推進する我が国の姿勢を国際社会に示すものであり、「RCEP」(東アジア地域包括的経済連携)や「日中韓FTA」など、その他大型の経済連携交渉にも大きな推進力を与えることができるものと思う。 |
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今後も引続き、我が国が速やかに国内手続きを完了させ、TPP11の2019年早々の発効を目指すとともに、離脱した米国の復帰や参加希望のある英国、韓国、ASEAN諸国の新規参画を進めることで、さらに広範なアジア太平洋地域の自由貿易圏の構築を目指されたい。 |
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