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平成２３年４月１１日

統一地方選挙結果に関するコメント

 
大阪商工会議所　会頭　　佐 藤　茂 雄


＜大阪の結果について＞
○ 大阪維新の会が、大阪府議会では過半数を超え、大阪市議会でも第一党の座を占めたことは、知事の推進される改革に府民、市民により一定の評価が与えられたと言える。
   
○ １２月に大阪市長選、来年２月に大阪府知事選を控え、知事の懸案である大阪都構想や庁舎移転に今後一段と力が入ると思うが、東日本大震災後の日本の成長を牽引すべき大阪の府政、市政が、いつまでも混乱を続けている訳にはいかない。
   
○ 選挙結果に驕らず、大局を見据えて、府市が協調していただき、経済界と共に日本の成長に邁進していただきたい。
   
＜全国の結果について＞
○ 全国的に民主党が大幅に議席を減らしたことは、外交・安全保障面での不手際やバラマキ政策への批判が高まってきたことに加え、今回の東日本大震災後の対応の混乱から、予想されたことである。
   
○ 震災の復旧・復興、そして経済成長とわが国の抱える課題はいずれも困難で、かつ迅速な対応を求められるものばかりだ。民主党は謙虚に選挙結果を受け止め、野党と協調しつつ、早急に財源を含めた復興計画を作成し、国難克服に邁進してもらいたい。
以上

2011.4.11更新
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