平成２２年１１月９日

ＴＰＰ（環太平洋経済連携協定）閣議決定に関するコメント

大阪商工会議所　会頭　　佐 藤　茂 雄

○ ＴＰＰについて関係国との協議を開始するとの政府方針が示されたことは、貿易自由化に向けた決意表明であり、一歩前進と評価する。     ○ しかし、交渉先送りという感が拭えず、政府には国益重視で一日も早く農業分野の構造改革を断行し、ＴＰＰ交渉参加への道筋を示してもらいたい。     ○ 世界の中で日本がどうあるべきかという発想を持つべきであり、東アジアの国々が多国間の経済連携協定を拡大しつつある中で、日本だけが取り残されることは何としても回避しなければならない。

以上

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